こんにちは。轄kエ翻訳事務所で政治分野の翻訳を担当している佐々木です。
今回のテーマは地下鉄サリン事件に関与したとして指名手配されていた菊地直子容疑者の逮捕についてです。
日本を震撼させた地下鉄サリン事件から17年、警視庁から特別指名手配されていた菊地直子容疑者が相模原市内の潜伏先で逮捕されました。菊地容疑者は犯人蔵匿(harboring criminals)の容疑で逮捕された高橋寛人容疑者の自宅に潜伏し、偽名(alias)を用いて介護関係の仕事をしていたとの情報があります。高橋容疑者の供述によると、2005年ごろに菊地容疑者と知り合い、その後本人であることに気付いたが、町田市や相模原市で同居を続けていたとのこと。また、高橋容疑者は同じく特別手配されている高橋克也容疑者とも実際に会ったことがあると話しており、逃亡ルートの全容解明が急がれます。
特別指名手配されていたもう一人の平田信被告は昨年12月31日に警視庁へ出頭しましたが、その際の警察の失態は記憶に新しいと思います。高橋克也容疑者はすでに潜伏先とみられる川崎市内の建設会社の社員寮から逃走したとの情報もあります。国外への逃亡も考えられるため、防犯カメラや顔写真など可能な限りの情報を早急に公開し、一刻も早く身柄を確保しなければなりません。日本警察の威信にかけても、高橋克也容疑者を逮捕し、一連のオウム事件の真相を明らかにしてほしいと思います。
轄kエ翻訳事務所 政治翻訳担当:佐々木 |