翻訳家によるコラム:政治経済・アート・スポーツコラム

政治経済・アート・スポーツコラム by佐々木
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2012年06月26日
ものまね芸人・コロッケさんのコンサート

こんにちは。轄kエ翻訳事務所で美術分野の翻訳を担当している佐々木です。

今回のテーマは、ものまね芸人(impersonator)としてテレビでも活躍しているコロッケ(Croket)さんのコンサートについてです。

先日、コロッケさんのコンサートに行ってきました。以前からテレビでは何度も見ていましたが、今回は初めて生で楽しんできました。客層はどのような感じなのだろうと考えていましたが、会場へ着くと年配の方が圧倒的に多く、若い世代は2割程度しかいません。定刻どおりにコンサートが始まると、代表作のものまねを立て続けに披露し、会場の雰囲気は一気に高まりました。また、曲の途中に客席へ降り、会場を一周しながら一人ひとりと握手をするなど、ファンへのサービスも忘れていません(個人的には握手の時間が長く、少々退屈に感じてしまいましたが)。その後も新作や人気シリーズの連続で会場は爆笑の渦となりましたが、終盤にはさだまさしさんが作詞、作曲した「いのちの理由」を歌い、これまでとはがらりと変わって会場全体がしっとりとした雰囲気に包まれました。その歌声、声量はすばらしく、ものまねをしているときとはまるで別人のようで、コンサートでしか見ることのできない一面でした。最後にアンコール(encore)でもう一度ものまねを披露し、大盛り上がりでコンサートは終了しました。

笑いあり、涙ありで、コロッケーワールド全開の120分。コロッケさんは芸歴32年目とのことですが、ものまね芸人の先駆者として人一倍の苦労を経験してきたことでしょう。1つの道を続けることの大切さ、そして常に新しいことに挑戦する姿勢は見習うべきものがあります。とても充実した時間を過ごすことができました。また機会があれば、ぜひともコンサートに行って大笑いをしたいと思います。

轄kエ翻訳事務所 美術翻訳担当:佐々木